google-site-verification=tSMQ4FQhFx1RDsDFsOm7hyKcAa8tJgpr-DpePxzfGzM 全日本吹奏楽コンクール、八王子学園は過去2年とも金賞だった | 見出しの手前

全日本吹奏楽コンクール、八王子学園は過去2年とも金賞だった

A vibrant marching band performing in Taiwan, showcasing blue uniforms and brass instruments in an outdoor parade. バズ

10月、タウンニュースが八王子学園八王子高等学校吹奏楽部の全日本吹奏楽コンクール出場を報じ、dメニューニュースにも配信されました。見出しは「連続で全日本へ」「金賞目指す」です。全日本吹奏楽連盟公開している過去の記録を引くと、同校は第第どちらでも高等学校の部で金賞を受けています。記事本文には、このの全国大会での成績が出てきません。原資料と記事を並べ、何が選ばれ、何が落ちたかを確かめます。

何が報じられたか

記事の掲載日時は10月で、配信元はタウンニュースです。記事が伝えた事実は次のとおりです。同部は9月の第東京都吹奏楽コンクールで、全国大会に進む東京代表2校のうちの1校に選ばれました。全日本への出場は連続で、同部としては初めてです。出場するのは第全日本吹奏楽コンクール高校の部で、開催日は11月、開催地は静岡県です。演奏曲は課題曲「管楽器のためのフィナーレ」と自由曲「宇宙の音楽」で、部員数は221人です。

本文に出てくる「金賞」は、都大会で金賞に選ばれた時の心境を部員が語る場面で使われています。全国大会の過去の成績については、記事は何も書いていません。

原典に当たる

全日吹連は第大会の実施要項と代表団体一覧を公開しています。要項によると、高等学校の部は11月アクトシティ浜松で開かれます。主催は全日吹連と朝日新聞社で、前半の部と後半の部に分かれます。代表団体一覧に載っている高校は30団体です。支部別の内訳は、北海道2、東北3、東京都2、東関東3、西関東3、北陸2、東海3、関西3、中国3、四国2、九州4です。東京都の2団体は東海大学菅生高等学校と八王子学園八王子高等学校で、記事の「東京代表2校のうちの1校」と一致します。進行表では、八王子学園は後半の部の目に演奏します。

審査の仕組みは、全日吹連の「全日本吹奏楽コンクール実施規定」と「審査内規」に書かれています。高等学校の部の出場人数は以内で、指揮者はこの人数に含みません。演奏時間は課題曲の始まりから自由曲の終わりまでで以内とされ、超えると失格です。審査員は原則で、今回の要項にも高等学校の部の審査員の氏名が載っています。表彰は部門ごと、前半の部と後半の部ごとに、金賞・銀賞・銅賞のどれかです。

審査内規によると、審査員は課題曲と自由曲を合わせてA・B・C3段階で評価します。審査員の過半数がAなら金賞、過半数がCなら銅賞、それ以外が銀賞です。各賞の数には上限がありません。ただし、審査員1人が付けるA・B・Cの数は、年度ごとに理事会が決めると定められています。支部ごとの代表数も、規定上は「全国大会支部代表数の設定基準」に基づいて理事会が年度ごとに決めます。

過去の成績は次のとおりです。第高等学校後半の部の結果ページでは、15団体のうち金賞5、銀賞6、銅賞4で、八王子学園は目に演奏して金賞でした。前半の部も金賞5、銀賞6、銅賞4です。第高等学校の部のページでは、八王子学園は前半の部で金賞です。第ページ見ると、東京都の代表は東海大学付属高輪台高等学校と東海大学菅生高等学校で、八王子学園は出場していません。

報道との差分

項目 記事 全日吹連の資料
全国大会への出場 連続、同部として初 第は出場なし、第72・73・は出場。記事と一致
過去の全国大会の賞 記載なし 第 金賞、第 金賞
東京代表 2校のうちの1校 東海大学菅生と八王子学園の2校。一致
日程・会場 11月、静岡県 11月、アクトシティ浜松。一致
人数 部員221人 出場は以内
金賞の意味 「金賞目指す」 の過半数がAで金賞。数に上限なし。第は前半・後半とも15団体中5

記事の事実の部分は、確かめられた範囲ですべて原資料と一致します。差が出ているのは書かれなかった部分で、大きいのは2点です。

1点目は過去の成績です。記事は連続の「出場」を前に出していますが、その過去がどちらも金賞だったことは書いていません。読者が見出しだけを読むと、金賞はまだ取ったことのない目標だと受け取る余地があります。

2点目は金賞の性質です。規定上の金賞は1位を指す言葉ではありません。審査員の過半数からAを得た団体すべてに与えられ、第では高等学校の部30団体のうち10団体が金賞でした。記事は部員数を221人と書いていますが、舞台に上がれるのは規定上までで、部員の約の1にあたります。

なぜそうなったか

記事がどう作られたかは資料からは確認できません。ここでは記事の材料と大会の仕組みから、差が生まれやすい構造を説明します。

まず、記事の材料が都大会と本番前の抱負に限られていることです。本文の柱は9月の都大会の結果、部員の声、全国大会の日程と曲目です。過去の全国大会の成績は全日吹連のサイトにはありますが、記事の材料の外側にあります。「連続」と「同部として初」は都大会の結果だけで言える新しい事実で、見出しの中心になりやすい要素です。

次に、掲載日が本番の前だったことです。第の結果は11月まで出ません。結果が出る前の記事では、目標を表す「金賞目指す」が見出しに置きやすい言葉になります。

3つ目は、規定上の金賞が毎年独立した評価だということです。審査は部門ごと、前半の部と後半の部ごとに行われ、前年の成績を引き継ぐ仕組みは規定にありません。前年に金賞を取っていても「金賞目指す」は事実として成り立つ表現です。ただ、「連続出場」と並べると、連続して金賞を取っているという要素だけが抜け落ちる形になります。

4つ目は、「金賞」という言葉の読まれ方です。日常語の金メダルは1位の意味で使われることが多い一方、吹奏楽コンクールの金賞は過半数の評価で決まる段階評価です。審査員1人あたりのA・B・Cの数は理事会が年度ごとに決めるため、金賞の割合はある程度その数に左右されると読めます。ただし、今年の数は公開資料からは確認できませんでした。

分からなかったこと

第東京都吹奏楽コンクールの公式結果ページは取得できず、都大会の出場校数と金賞の数は確認できていません。東京都の代表枠が2である根拠になる「全国大会支部代表数の設定基準」の中身も、公開資料の中には見つかりませんでした。「同部として初の連続」については、第の東京代表に同校がいないことは確かめましたが、第以前の全記録は確認していません。進行表の人数欄の「56」は、規定の上限に指揮者を足した数と一致しますが、資料に内訳は書かれていません。第の結果は全日吹連の現行ページが取得できず、Internet Archiveの保存版確認しました。

出典

  • 全日本吹奏楽連盟「全日本吹奏楽コンクール実施規定」「同 審査内規」 https://www.ajba.or.jp/00ajba/07_pdf/kitei/3_concours_kitei.pdf
  • 全日本吹奏楽連盟「第全日本吹奏楽コンクール 実施要項」 https://www.ajba.or.jp/00ajba/01_coucours/youkou/2026bc74_youkou_jh2.pdf
  • 全日本吹奏楽連盟「第全日本吹奏楽コンクール 高等学校の部」代表団体一覧 https://www.ajba.or.jp/00ajba/01_coucours/competition74koukou.htm
  • 全日本吹奏楽連盟「第全日本吹奏楽コンクール 高等学校後半の部 結果」 https://www.ajba.or.jp/i/sh2.html
  • 全日本吹奏楽連盟「第全日本吹奏楽コンクール 高等学校前半の部 結果」 https://www.ajba.or.jp/i/sh1.html
  • 全日本吹奏楽連盟「第全日本吹奏楽コンクール 実施要項」 https://www.ajba.or.jp/00ajba/01_coucours/con_yohkoh_jshs20251016.pdf
  • 全日本吹奏楽連盟「第全日本吹奏楽コンクール 高等学校の部」 https://web.archive.org/web/20250125135730/https://www.ajba.or.jp/00ajba/01_coucours/competition72koukou.htm
  • 全日本吹奏楽連盟「第全日本吹奏楽コンクール 高等学校の部」 https://web.archive.org/web/20240415063945/https://www.ajba.or.jp/00ajba/01_coucours/competition71koukou.htm
  • タウンニュース「八王子学園高校吹奏楽部 連続で全日本へ 同部として初 」 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/townnews/region/townnews-858413
※本記事は報道・公開情報をもとに作成した速報であり、内容が後に更新・訂正される場合があります。最新かつ正確な情報は、一次情報や公式発表をご確認ください。

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