東京・大手町の一角にある「将門の首塚(将門塚)」が、2026年8月に入って大きな注目を集めています。きっかけは、ライブ配信サービス「Kick」の男性配信者が8月19日に塚の石碑によじ登るなどしたと報じられた一件です。その後に起きた記録的な大雨や地震と結び付ける投稿もSNSで拡散し、議論が広がっています。
詳細・背景
将門塚は、平安時代中期の武将・平将門を供養する塚と伝えられてきた場所で、東京都千代田区大手町のオフィスビルに囲まれた一画にあります。都心の一等地でありながら再開発の波に飲まれず残り続けてきたことから、「動かそうとすると災いが起きる」という言い伝えが古くから語られてきました。近年は周辺の整備も行われ、平日でも参拝に訪れる人が絶えない場所として知られています。
今回話題となっているのは、この塚で行われたとされる配信の内容です。報道によれば、男性配信者が8月19日の配信中に石碑によじ登って奇声を発し、下半身を露出したとも伝えられています。映像がSNSで拡散すると批判が急速に広がり、塚を管理する側が所轄の警察署に相談しているということです。
その後、配信者本人がSNS上で謝罪したと報じられ、8月22日には所属していた配信者グループが脱退処分を発表しました。同グループの発表では礼拝所不敬罪と公然わいせつ罪で在宅起訴されたとされていますが、捜査機関からの公式発表は確認できておらず、続報を待つ必要がありそうです。配信アカウントについても停止措置が取られたとみられています。
さらに注目が集まった理由として、8月22日に都内で猛烈な雨が観測され、翌23日未明には茨城県南部を震源とする最大震度5弱の地震が発生したことが挙げられます。時系列が近かったことから「祟りではないか」といった投稿が相次ぎましたが、これらの自然現象と配信内容との間に因果関係を示すものはありません。
独自見解・考察
この件で本当に問われているのは、祟りがあるかどうかではないのかもしれません。信仰の対象として手を合わせる人が今も通う場所を、再生数を稼ぐための「撮れ高」として扱う姿勢そのものに、多くの人が反発したのではないでしょうか。
また、過激な配信が繰り返される背景には、プラットフォーム側の収益設計があるとの指摘も出ています。目立つほど稼げる仕組みがある限り、同じような行為は場所を変えて再発する可能性があります。個人への非難だけで終わらせず、配信文化そのものをどう律していくかという議論につながるかが、今後の焦点になりそうです。
ネットの反応
- 「さすがにこれは擁護できない。お参りしてる人が普通にいる場所なのに」
- 「祟りとか関係なく、人が手を合わせてる場所でやることじゃないでしょ」
- 「地震と結びつけるのは違うと思う。オカルトで盛り上がるのは本人が得するだけ」
- 「炎上込みで狙ってやってるなら、話題にすること自体が思うツボな気もする」
- 「将門塚、都心のど真ん中にあんな場所が残ってるの純粋にすごいから普通に大事にしてほしい」
- 「謝罪して終わりじゃなく、ちゃんと法的な結論が出るのを待ちたい」
- 「配信サイト側のルールが緩すぎるのが根本じゃない?」
まとめ
将門の首塚がトレンド入りした背景には、配信者による迷惑行為とされる一件と、その後の天候・地震をめぐるSNS上の反応がありました。祟りをめぐる話題が先行していますが、法的な処分の有無については捜査機関の発表が確認できておらず、現時点で断定できる段階ではありません。都心に静かに残り続けてきた場所の意味を、あらためて考えるきっかけになりそうです。


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