徳川家康公の故事にちなんだ伝統行事「茶詰めの儀(ちゃづめのぎ)」が、静岡市で再現されたと報じられています。山あいでとれた上質な新茶を茶壷に封じ込め、夏の間ひと夏かけて熟成させる、初夏ならではの催しです。家康公が愛飲したとされるお茶の文化が、現代に受け継がれている形だということです。
詳細・背景
静岡放送(SBS)などの報道によりますと、今回の「茶詰めの儀」は静岡市歴史博物館の市民活動スペースで行われたとみられています。静岡市の山間地でとれた新茶のうち、特に上質な茶葉を和紙の袋に包んで茶壷に納め、外気から守るために隙間に一般的な茶葉を詰めて封印する、という昔ながらの作法が再現されたということです。
この行事は、徳川家康公が井川(いかわ)のお茶蔵でひと夏を越して熟成させたお茶を好んで飲んでいたという言い伝えに倣ったものとされています。駿府本山(ほんやま)お茶まつり委員会などが主体となり、毎年5月ごろに開催されているようです。
封印された茶壷は、冷涼な気候の井川大日峠(だいにちとうげ)付近に復元された「お茶蔵」で夏の間保管・熟成され、10月下旬の「蔵出しの儀」で取り出される流れだと報じられています。その後は「お茶壺道中行列」で市内を経て久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)へ運ばれ、「口切りの儀」でお茶が奉納される、一連の行事につながっていくということです。
独自見解・考察
新茶をあえて夏を越して熟成させるという発想は、現代の「とれたてが一番」という感覚とは少し違っていて、興味深いのではないでしょうか。低温で時間をかけて寝かせることで、味わいがまろやかに変化すると言われており、家康公が長寿だったことと結びつけて語られることもあるようです。地域の歴史と食文化が一体となったこうした行事は、静岡というお茶どころならではの観光資源にもなっているのかもしれません。親子で参加できる開かれた形になっている点も、文化の継承という意味で意義が大きいように感じます。
ネットの反応
- 家康公って本当にお茶好きだったんだな、歴史を感じる
- 新茶を夏越しさせて熟成って初めて知った、面白い文化だ
- 静岡に住んでるけど茶詰めの儀って見たことなかった、行ってみたい
- お茶壺道中行列まであるのすごい、秋まで続く一大行事なんだね
- こういう伝統がちゃんと残ってるのっていいよね
- 無料で見学できるなら子どもの社会科見学にもよさそう
- 熟成したお茶ってどんな味がするのか気になる
- 久能山東照宮に奉納までするとか、家康公への敬意がすごい
まとめ
徳川家康公の故事にちなんだ「茶詰めの儀」は、新茶を茶壷に封じて夏の間熟成させる、静岡市の伝統的な初夏の行事だと報じられています。秋の「蔵出しの儀」「お茶壺道中行列」「口切りの儀」へと続く一連の催しの幕開けにあたるもので、お茶どころ静岡ならではの歴史文化に触れられる機会と言えそうです。今後の関連行事の様子にも注目が集まりそうです。


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