ドイツ・ハンブルクのフォルクスパルクシュタディオンで、DFBポカール(ドイツカップ)1回戦のHEBCハンブルク対ボルシア・ドルトムントが行われ、ドルトムントが0-5で勝利しました。現地9月1日20時45分キックオフ、日本時間では2日の未明にあたる試合で、5部相当のクラブが91年ぶりにカップ戦の舞台へ戻った一戦として話題になっています。
詳細・背景
HEBCの正式名称はハンブルク・アイムスビュッテラー・バルシュピール・クルプ(Hamburg-Eimsbütteler Ballspiel-Club)で、1911年創設のクラブとされています。DFBポカール本戦への出場は1934-35シーズン以来で、実に91年ぶり。当時は同じハンブルクのアイムスビュッテラーTVに0-7で敗れており、観客は2000人規模だったと記録されています。
今回、5部リーグに所属するHEBCのホームスタジアムでは規模が足りないため、舞台はハンブルガーSVの本拠地フォルクスパルクシュタディオンへ移されました。観客数は45,917人と発表されており、クラブ史上最多の観衆が集まった形です。前売り段階では約39,400枚が売れたと伝えられていましたが、最終的にはそこからさらに伸びたことになります。
試合は前半途中まで0-0で推移しましたが、33分にHEBCのヤネク・ヴレーデ選手のオウンゴールで均衡が崩れると、36分にダニエル・スヴェンソン選手、41分と前半アディショナルタイムにサムエレ・イナシオ選手が続けて決め、前半だけで0-4。後半は59分のファビオ・シウバ選手のゴールのみで、最終スコアは0-5でした。前半の失点ラッシュを除けば、後半は1点差に抑えており、格上相手に最後まで戦い抜いた内容だったとみられています。
同じフォルクスパルクシュタディオンでは2024年8月にもドルトムントがカップ戦1回戦を戦っており、このときは1.FCフェニックス・リューベック相手に4-1で勝利しています。黒と黄色に染まるハンブルクのカップ戦の夜は、2年ぶりの再現ということになります。
独自見解・考察
スコアだけを見れば順当な結果ですが、この試合の主役は勝敗ではなかったのではないでしょうか。5部のクラブが4万5000人超の前でプレーする機会は、通常のリーグ戦では一生訪れません。ドイツカップが1回戦から下部クラブを本戦に組み込む仕組みを維持しているからこそ生まれた光景で、「番狂わせが起きるかどうか」とは別の価値がここにあるように思えます。前半の4失点は地力の差がそのまま出た時間帯でしたが、後半を1失点で凌いだ点は、クラブが長く語り継ぐ材料になるかもしれません。
ネットの反応
- 「91年ぶりって数字が重すぎる。勝ち負けより出られたこと自体がすごい」
- 「0-5は妥当。でも後半1失点で耐えたのは普通に立派だと思う」
- 「5部のチームのために4万5000人集まる文化がうらやましい」
- 「オウンゴールで先制点が入る展開はちょっと気の毒だった」
- 「正直もっと大差になると思ってた。前半4点取られた時点で覚悟したけど」
- 「イナシオが前半だけで2点。若手が結果出すのはBVBらしい」
- 「地元のスタジアム借りてまでやる意味あるのかとは思うけど、選手にとっては一生の記憶だろうな」
- 「日本時間だと深夜3時45分。見た人お疲れさまです」
まとめ
DFBポカール1回戦、HEBCハンブルクはボルシア・ドルトムントに0-5で敗れ、91年ぶりのカップ戦本戦は初戦敗退で幕を閉じました。ただし45,917人の観衆、クラブ史に残る一夜という点では、結果以上のものが残った試合だったと言えそうです。ドルトムントは2回戦へ駒を進めることになります。


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