岩手県の安比高原(あっぴこうげん)が、北海道のニセコに続く「第三のニセコ」になり得るのではないか、と話題になっています。東京から3時間ほどでアクセスでき、まだ開発余地が残るリゾートとして、外資ブランドや海外マネーの流入が予想されると報じられています。スキーリゾートをめぐる投資の波が、本州の山深い高原にも及び始めているとみられています。
詳細・背景
JBpressの報道によりますと、安比高原にはホテルなどの外資系ブランドに加え、英国系とされる名門スクールの進出といった動きが見え始めているということです。ニセコや長野県の白馬では、外資系ホテルやインターナショナルスクール、長期滞在型の富裕層という要素が揃ったことで、不動産マネーが一気に流れ込んだ経緯があります。安比高原でも同様の流れが起きる可能性が指摘されています。
特に教育機関の進出は、単なる観光地から「家族での長期滞在」や「教育移住」の拠点へと性格を変える要因になり得るとみられています。滞在の単価や周辺の資産価値が押し上げられ、街そのものの位置づけが変わっていく、という見方が広がっています。安比高原はニセコや白馬と比べて地価がまだ過熱しておらず、開発の余白が大きいことが投資妙味につながっていると考えられています。(出典: JBpress https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/94943 )
一方で、海外資本が牽引するリゾート開発には課題も伴います。Bloombergなどは、先行するニセコで地価高騰や人材不足、地域社会との分断といった「成長痛」が生じていると伝えており、安比高原が同じ道をたどる場合、こうした副作用への備えも論点になりそうです。なお新潟県の妙高でも約2000億円規模の外資リゾート計画が報じられるなど、「次のニセコ」を探す動きは各地に広がっているということです。(出典: Bloomberg https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2024-02-21/S92TAPT1UM0W00 )
独自見解・考察
安比高原の強みは、やはり「開発余地が残っていること」ではないでしょうか。ニセコや白馬がすでに価格的に手の届きにくい段階に入っているなか、伸びしろのある立地は投資家にとって魅力的に映るのかもしれません。ただ、地域に利益が還元される形で開発が進むかどうかが、長期的に成功するかの分かれ目になりそうです。観光地としての賑わいと、地元の暮らしやすさをどう両立させるか。先行地の経験をどこまで生かせるかが問われる局面といえそうです。
ネットの反応
- 安比って昔から良いスキー場だったけど、ついに来たかって感じ
- 岩手にお金が落ちるのはうれしい。でもニセコみたいに地元民が置いてけぼりにならないか心配
- 東京から3時間でこのクオリティならアリだと思う
- 外資ばっかりになると結局日本人が泊まれなくなるパターンでは…
- インターナショナルスクールできるのはインパクト大きいよね
- 雪質は文句なしだし、伸びしろあると思う
- 投資の話ばかりで、住んでる人の声が置き去りにされてる気がする
- 第三のニセコより、安比は安比のままでいてほしい気もする
まとめ
岩手県の安比高原が、外資ブランドや教育機関の進出を背景に「第三のニセコ」として注目を集めていると報じられています。開発余地の大きさが投資マネーを呼び込む要因とみられる一方、先行するニセコで生じた地価高騰や地域との分断といった課題も指摘されています。投資の波が地域にどんな変化をもたらすのか、今後の動向が注目されそうです。


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